5月2日に東京競馬場で行われる青葉賞(3歳・GII・芝2400m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる10回の馬券絡みがディープインパクト。次点で5回のゼンノロブロイが続き、3回がハーツクライ、キングカメハメハとなっている。
ディープインパクト産駒は「3-2-5-20」。昨年は2人気に支持されたウーリリが12着と大敗を喫していたが、過去にも18年オブセッション(2人気11着)、14年ラングレー(2人気11着)などが上位人気に応えられなかった。ただし、1人気に限れば「1-1-3-0」と凡走例がなく、回収率に関しても同産駒としては高めの数値を記録している。今年はサトノフウジン、ブルーミングスカイ、ディアスティマ(抽選対象)、フィリオアレグロ(抽選対象)の4頭が特別登録。
オルフェーヴル産駒は「0-0-0-1」。出走例は19年アルママ(13人気15着)に限られるが、東京芝2400mは18年日本ダービーのエポカドーロ(4人気2着)、18年オークスのラッキーライラック(2人気3着)が同産駒として好走している舞台。今年は上位人気と目されるオーソリティほか、アイアンバローズ(抽選対象)、ディアマンミノル(抽選対象)が特別登録。
初出走となるエピファネイア産駒からはメイショウボサツ、ロールオブサンダー、サーストンカイドー(抽選対象)の3頭が特別登録。まだ下級条件にしか出走例がないとはいえ、同産駒のコース成績は「1-2-1-1」と安定感があり、馬券圏外のルトロヴァイユもゆりかもめ賞・4着と底を見せていない。