【ヴィクトリアマイル予想】ウオッカやブエナビスタも苦杯を喫した鬼門の舞台! 打倒アーモンドアイを目論む刺客とは?/JRAレース展望

2020年05月16日 18:33

TARO氏が怖い1頭として挙げたコントラチェック。重賞2勝の実績馬だけに、名手の手綱さばきでアッと言わせたいところ(撮影:下野雄規)

 有馬記念でまさかの惨敗を喫し、失意の年末から半年。アーモンドアイがターフに帰って来る。だが、2020年も波乱の船出となりそうだ。本来なら初戦を迎えるはずだったドバイは、コロナ禍により中止。かの地への渡航は結果的に無駄足となり、改めてヴィクトリアマイルが仕切り直しの復帰戦となる。

 普通に考えれば能力上位、牝馬同士なら負けられない。だが、あのウオッカやブエナビスタですら一度は2着に敗れているのがこのレース。牡馬相手でもヒケを取らなかった歴史的名牝が、なぜ同じ牝馬に敗れるのか? そのカラクリはこうだ。

 牝馬同士の東京マイル戦は、ペースが落ち着きやすい。結果として、スタミナよりスピードを問われるレースになる。牡馬相手の中長距離で戦ってきた名牝ほど、スピード比べでモロさを露呈するというわけだ。
 
 しかも、前出の2頭とアーモンドアイは戦績も極めて似通っている。ともに天皇賞(秋)の勝ち馬にして、東京芝2400mのGIを勝利。日本競馬におけるチャンピオンディスタンスでの圧倒的強さは、本レースにおいてかえってアダになる可能性があるのだ。現代競馬では、展開や馬場によって能力を覆されることは珍しくない。

 では、打倒アーモンドアイを成し遂げるとすればどの馬か? 恐らく、それは”アーモンドアイよりも前”にいるはずだ。最も注目したいのは、目下重賞3連勝と勢いに乗るサウンドキアラ。年明けからの3連勝は、いずれも好スタートからスッと好位を取って抜け出すという安定したスタイル。1400mにも対応できるスピードがある点も好感を持てる。

 武豊騎手が騎乗するコントラチェックも怖い。前走は雪のなかの競馬で何もできずに終わったが、今度はベスト距離でマークも薄くなりそうだ。
(文=TARO)

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