公益社団法人・日本軽種馬協会は18日、北海道静内種馬場で功労馬としてけい養されていたフォーティナイナーが、老衰のため死んだことを発表した。35歳だった。
米国産で87年に米国2歳牡馬チャンピオンに選出。通算19戦11勝で引退後、同国で種牡馬となり、96年に北米リーディングサイアーになった。同年、日本に輸入され、07年を最後に種牡馬を引退した。
産駒では交流G1を制したマイネルセレクト、
ユートピア、
アドマイヤホープを輩出し、母の父としても18年皐月賞馬
エポカドーロなど多くの活躍馬を送り出した。