浦和競馬場の1400mで行われる交流重賞で、格付けが2011年からJpnIIに格上げになっており、今年で第24回目となる。なお5着までに入った南関東所属馬に、7月23日(祝・木)に浦和競馬場で行われるプラチナカップの優先出走権が与えられる。
再転入となる
ブルドッグボスが南関東の大将格として中央勢を迎え打つ形となったこのレース。
ジャスティン、
ノブワイルド、
ゴールドクイーンと先行馬が揃ったため、速いペースになるのは必至。力勝負の見応えある競馬が見られそうだ。
◎はこのコース得意の
ブルドッグボス。再転入初戦の東京スプリント(4着)を叩かれ状態良化が見込める。JBCスプリントを制した時と同条件のレースでもあり期待は大きい。また先行争いの激化が予想され、この馬の決め手が生きるだろう。
○に
ジャスティン。前走の東京スプリントを逃げて勝っているが、こちらは抑える競馬もできる点が強みだ。前走に引き続いての重賞制覇の期待がかかる。
▲に
ブルベアイリーデ。JRAのリステッド競走のオアシスSを勝ってここに臨む
ブルベアイリーデ。小回りコースに戸惑わず、この馬の力を発揮できれば楽しみだ。
△は休養明けの前走川崎マイラーズ(3着)の内容が良かった
キャプテンキング、前走かきつばた記念2着の
ノボバカラは8歳になっても衰え知らずで、上位進出は可能。大外枠に入った
ゴールドクイーンも、能力的には怖い存在。大外枠が不利だが、斤量差を生かして粘り込めれば。
激しい先行争い、各馬の位置取りや仕掛けのタイミング、そして直線での攻防と、見どころ満載のさきたま杯は、5月27日(水)、16:35発走。
(文:佐々木祥恵)