JRAは29日、今年のユニコーンS(GIII)の勝ち馬ナイキアースワーク(牡3、栗東・大久保龍志厩舎)が、同日付で競走馬登録を抹消したことを発表した。今後は地方の船橋競馬に移籍する予定。
ナイキアースワークは父ブライアンズタイム、母マジカルウーマン(その父パラダイスクリーク)という血統。伯父に95年クリスタルC(GIII)を制したコクトジュリアン、98年京阪杯(GIII)を制したブラボーグリーンがいる。昨年12月のデビュー勝ちからダート戦線で安定した走りを続け、重賞初挑戦となったユニコーンSでは2着に4馬身差をつける快勝劇を演じた。その後のジャパンダートダービー(交流GI)、ダービーグランプリ(交流GI)ではともに1番人気に推されるも、それぞれ4着、6着に敗れていた。通算成績9戦3勝(うち地方2戦0勝、重賞1勝)。