9日、阪神競馬場で行われた2R・2歳未勝利(ダート1400m)は、藤田伸二騎手騎乗の圧倒的1番人気テラノフォースワン(牡2、栗東・昆貢厩舎)が、2番人気アグネストップに4馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分26秒3(稍重)。さらにクビ差の3着には7番人気デヴィッドバローズが入った。
勝ったテラノフォースワンは父Crafty Prospector、母Ligurian(その父オジジアン)という血統の米国産馬。叔父に日本で繋養中の種牡馬ヴィクトリースピーチ(ストラブS-米G1、父Deputy Minister)がいる。06年3月のバレッツマーチセールにて45万ドルで落札。11月11日のデビュー戦(京都・ダート1400m)はミスターモナルコスから6馬身差の2着に敗れていた。通算成績2戦1勝。Crafty Prospector産駒は現2歳世代JRA初勝利。