10日、中山競馬場で行われた初霜特別(3歳上1000万下、芝1600m)に、前走ディープインパクトのフランス遠征に帯同したピカレスクコート(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)がO.ペリエ騎手騎乗で出走。1番人気に推され、好スタートから先手をとると3番人気キングルーキーに1.1/2馬身差をつけ逃げ切った。勝ちタイムは1分35秒1(良)。
勝ったピカレスクコートは、父ジェイドロバリー、母フジノタカコマチ(その父コリムスキー)という血統。全姉に99年阪神3歳牝馬S(GI)など重賞4勝を挙げたヤマカツスズランがいる。これまでに05年のさわらび賞(3歳500万下・芝1600m)や06年の太宰府特別(1000万下・芝1800m)に勝ち、凱旋門賞(仏G1)前日の9月30日、ダニエルウィルデンシュタイン賞(3歳上、仏G2・芝1600m)では2着に好走していた。通算成績19戦4勝(うち海外1戦0勝)。