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【セントウルS】シヴァージ、人馬で重賞初Vだ 岩田望も意欲満々「チャンスある」

2020年09月11日 06:00

 破壊力満点の末脚で未来を切り開くシヴァージ

 「セントウルS・G2」(13日、中京)

 芝戦全てで上がり最速をマークしてきたシヴァージが、若武者・岩田望とのコンビで重賞初制覇を狙う。サマースプリントシリーズ逆転Vはもちろんのこと、秋の大一番を見据え、ここは何としても結果を残したいところだ。自慢の豪脚を武器に、陣営の期待に応えてみせる。

 昨年12月に芝へ転向したシヴァージはここまで、芝6F戦に限れば4戦全てで上がり3F最速をマークしてきた。中でも高松宮記念では、のちに安田記念でアーモンドアイを破る、グランアレグリアと同タイムの末脚を披露して5着。一線級にも劣らぬパフォーマンスを見せた。野中師も「展開に左右されるのはあるけど、ラストは確実に脚を使う」と秘めた破壊力を認める。

 ただし現状、オープン以上では1勝のみ。群雄割拠のスプリント界では、賞金不足で使いたいレースに使えない可能性が出てくる。事実、今年の高松宮記念の出走馬決定賞金順は17番目。ボーダー付近でのゲートインだった。指揮官も「何としてもここで賞金を加算して本番に行きたい。ある程度、勝負するような仕上げじゃないとね」と気合。勝てばサマースプリントシリーズVの可能性があるが、当然のことながら今秋の大舞台にも熱視線を送っている。

 そして、初タイトルが懸かるのは馬だけではない。デビュー2年目の岩田望も意欲満々だ。この夏は新潟を主戦場にし、関屋記念では1番人気馬(アンドラステ=3着)に騎乗する機会もあったが、チャンスをモノにできなかった。「勝ち切れないレースが多かったです。なかなか結果を出せずに悔しい思いをしました」と唇をかむが、「重賞初勝利をあまり考えず、自分を信じて頑張りたい」と週末に向けて集中力を高めていく。

 1週前追い切りで感触を確かめ、さらにレース映像を何度も見返し、イメージはつかんだ。「力がある馬だな、と。チャンスはあると思います」。いざ、勝負の鞍。陣営の思いを乗せたファーストサムライ産駒が“桶狭間の戦い”を制する。

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