トライアルの芙蓉賞を制したウタマロ(撮影:高橋正和)
本日16日に川崎競馬場で行われる第49回戸塚記念(3歳・重賞・ダ2100m・1着賞金3000万円)。SIに昇格して3年目の重賞に3歳世代の強豪が集結した。
ウタマロ(牡3、船橋・矢野義幸厩舎)はトライアルの芙蓉賞(準重賞)の代替開催にただ1頭、新たに参戦して2馬身差完勝。東京ダービーの12着から巻き返し、距離への適性も示した。前走をはじめ重賞・クラウンCなど川崎競馬場は5戦5勝。連勝で重賞2勝目となるか。
インペリシャブル(牡3、川崎・高月賢一厩舎)は2歳時に鎌倉記念を勝利しており、比較的短い距離のレースを選択していたが、前走の黒潮盃で初の1800mに挑戦。ブラヴールら参戦の好メンバーの中で10番人気に甘んじていたが、ここを6馬身差圧勝した。重賞3勝目を狙う。
他にも、東京ダービーで3着のティーズダンク(牡3、浦和・水野貴史厩舎)、昨年の全日本2歳優駿優勝馬ヴァケーション(牡3、川崎・高月賢一厩舎)、重賞好走歴も豊富なファルコンウィング(牡3、浦和・小久保智厩舎)らも参戦する。
発走は20時10分。