17日、中山競馬場で行われた7R・2歳500万下(ダート1800m)は、北村宏司騎手騎乗の1番人気ピサノデイラニ(牡2、美浦・藤沢和雄厩舎)が先手をとると、直線でも脚色は衰えず、末脚を伸ばした7番人気アクセルホッパーに1.1/4馬身差をつけ逃げ切った。勝ちタイムは1分53秒3(重)。さらに1.1/2馬身差の3着に6番人気マイネルクルーガーが入った。2番人気に推されたクランエンブレムは8着に敗れた。
勝ったピサノデイラニは父Fusaichi Pegasus、母はマーサワシントンH(米G3)勝ち馬Tee Kay(その父Gold Meridian)という血統の米国産馬。半兄に02年、03年に有馬記念(GI)、天皇賞・秋(GI)を連覇し2年連続年度代表馬に輝いたシンボリクリスエス(牡7、父Kris S.)がいる。10月29日のデビュー戦(東京・芝1600m)は6着に敗れたが、11月12日の2歳未勝利(東京・ダート1600m)では2着に1.9秒差をつける圧勝で初勝利。前走の2歳500万下(東京・ダート1600m)はエスケーカントリーから1.1/2馬身差の2着に敗れていた。通算成績4戦2勝。