園田で禁止薬物検出

2006年12月18日 20:00

 兵庫県競馬組合18日、6日に園田競馬場で行われた8R(ダート1400m、1着賞金25万円)に勝利したロゴス(牡5、兵庫・中?猛厩舎)から、レース後の尿検査により禁止薬物であるカフェインの陽性反応が出たと発表した。

 同組合は競馬法違反容疑で、被疑者不詳のまま県警尼崎東署に告発。同馬は失格処分となり、6日から30日間の出走停止となる。賞金など計約35万円は返還させられるが、レースは確定しているため、払戻金に変更はない。

 ロゴスは父スペシャルウィーク、母ミッシングロジック(その父Danzig)という血統で、増本光夫氏の所有馬。JRA6戦未勝利で現厩舎に移籍し、通算成績は36戦3勝(うちJRA6戦0勝)。薬物が検出された6日のレースで約1年1か月ぶりの勝利を挙げていた。14日のレースにも出走予定だったが、事故のため競走除外となっていた。
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