【兼六園ジュニアC予想】無敗サブノタマヒメ、重賞連勝へ。相手はシンフジ1頭!?/NARレース展望

2020年10月11日 11:00

無傷の5連勝中のサブノタマヒメが人気の中心か(ユーザー提供:ぺこさん)

 本日11日、金沢競馬場で地元2歳馬による重賞・兼六園ジュニアC(1500m)が行われる。2歳ダートグレードレースや3歳クラシック競走で活躍できる馬づくりを目指し整備された「未来優駿」の一戦で、11頭立てとなった。

 中心は何と言ってもデビューから無敗の5連勝中のサブノタマヒメ。前走の重賞・金沢プリンセスCは好スタートから周りの出方を見て5番手に控え、残り400m付近で先頭に立つと危なげない勝ち方。2着に3馬身、3着に5馬身差をつけての圧勝だった。内ラチ沿いの砂が深い金沢競馬場で最内枠を引き当ててしまったため、スタートからの何十mかはダッシュがつきづらくなる可能性があるが、スタートセンスはいいので、早い段階で外に出せれば問題ないだろう。

 サブノタマヒメに迫れる馬がいるとすれば、2連勝中のシンフジか。デビューした頃からサブノタマヒメとたびたび一緒に走り2着と、後塵を拝すことばかりだったが、2走前の準重賞で念願の初勝利を挙げた。その時の勝ちタイムはサブノタマヒメが前走・重賞でマークしたタイムと同じ1分30秒3。馬場状態の違いはあるが、付け入る隙は十分あるだろうし、前走は最後に流す余裕があっての勝利。牝馬のサブノタマヒメが56kgに対し、牡馬のシンフジが55kgという斤量差も逆転の材料としては十分だ。

 ほかに、金沢プリンセスC3着のエムザックベールは門別から移籍2戦目となり、金沢の馬場慣れが見込める。また、ナックタイガーは準重賞2着やJRA認定レースで3着もあり、相手候補の1頭だろう。

 兼六園ジュニアCは10月11日金沢11R、16時40分発走予定。

(文:大恵陽子)

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