現地時間25日、フランスのパリロンシャン競馬場でG1・ロワイヤルオーク賞(3歳上・芝3100m・8頭立て)が行われた。
ハナを切った3番人気サブジェクティヴィスト(牡3、J.ファニング騎手)が直線では大外へ。後方から馬場の中央を伸びた1番人気ヴァリア(牝3、C.スミヨン騎手)、好位から最内を突いた4番人気ホールドザシグリーン(セ8、P.ブドー騎手)との叩き合いとなり、最後はサブジェクティヴィストがヴァリアに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは3分38秒68(不良)。
ヴァリアから2.1/2馬身差の3着がホールドザシグリーン。2番人気プリンセスゾーイ(牝5、S.ヘファナン騎手)がさらにクビ差の4着だった。
サブジェクティヴィストは父Teofilo(その父Galileo)、母Reckoning、母の父Danehill Dancerという血統。イギリスのM.ジョンストン厩舎の管理馬。重賞は2走前のマーチS(英G3)に続き2勝目。通算成績は15戦4勝。
50歳の鞍上ジョー・ファニング騎手は、ザラストライオンで制した2016年ミドルパークS(英G1)以来のG1・2勝目となった。
このロワイヤルオーク賞をもって、今年のフランス平地G1の開催はすべて終了となった。