7日に東京競馬場で行われる京王杯2歳S(2歳・GII・芝1400m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる4回の馬券絡みがキンシャサノキセキとダイワメジャー。次点で2回のサクラバクシンオー、マツリダゴッホが続く。
ダイワメジャー産駒は「1-1-2-6」。15年にボールライトニングが勝利しており、昨年もグランチェイサーが6人気4着(3着とはクビ差)と健闘していた。産駒が出走した際には少なからず1頭以上が掲示板を確保しており、安定感においては折り紙付きといえるだろう。今年は小倉2歳S・2着のモントライゼが出走予定。
マツリダゴッホ産駒は「0-0-2-1」。連対こそ出来ていないものの、16年ディバインコード(4人気3着)、18年カルリーノ(6人気3着)と伏兵が台頭しており、とくに後者は8頭立ての6人気でもあった。今年は函館2歳Sを制したリンゴアメが出走予定。
スクリーンヒーロー産駒は「0-0-0-2」。13年モーリス(1人気6着)、19年マイネルグリット(2人気9着)、どちらも上位人気に推されながら掲示板外に敗れている点は気になるところだ。今年は新潟2歳S・2着のブルーシンフォニーが出走予定。
初出走となるAmerican Pharoah産駒はリフレイムが上位人気と目される。なお、同父系となる馬は2頭の出走例があり、15年アンナトルテ(父エンパイアメーカー)が16人気18着、16年レヴァンテライオン(父Pioneerof the Nile)が5人気11着という成績だった。