3歳馬サリオス、前走の毎日王冠では年長馬相手に完勝(撮影:下野雄規)
10月11日の毎日王冠(GII)を制したサリオス(牡3、美浦・堀宣行厩舎)は、M.デムーロ騎手との新コンビで、11月22日に阪神競馬場で行われるマイルCS(3歳上・GI・芝1600m)へ向かうことがわかった。所属するシルクホースクラブのホームページで8日、発表された。
サリオスは父ハーツクライ、母サロミナ、その父Lomitasという血統。昨年の朝日杯FS(GI)はR.ムーア騎手騎乗で勝利。皐月賞(GI)、日本ダービー(GI)はD.レーン騎手が騎乗して、ともにコントレイルの2着だった。通算成績は6戦4勝。
毎日王冠で同馬の手綱を取ったC.ルメール騎手は、マイルCSではグランアレグリア(牝4、美浦・藤沢和雄厩舎)に騎乗する予定。
また、同じくシルクHCの所属馬で、マイルCSに出走予定のラウダシオン(牡3、栗東・斉藤崇史厩舎)は、武豊騎手とコンビを組む。
ラウダシオンは父リアルインパクト、母アンティフォナ、その父Songandaprayerという血統。2走前のNHKマイルC(GI)をM.デムーロ騎手の手綱で勝利。前走の富士S(GII)は2着だった。武豊騎手とは3走前のファルコンS(GIII・2着)以来のコンビ。通算成績は8戦4勝。
武豊騎手がJRAGIで「シルク」の馬に騎乗するのは、1997年菊花賞のシルクライトニング以来、23年ぶり2回目となる。