【川崎・ローレル賞】森泰斗騎手「素質が高くて今後を楽しみにしている馬」 ケラススヴィアが無傷の3連勝で重賞初制覇

2020年11月11日 12:09

無傷3連勝で重賞制覇となったケラススヴィア(撮影:高橋正和)

 10日、川崎競馬場で行われた第20回ローレル賞(2歳・牝・重賞・ダ1600m・1着賞金1200万円)は、好位でレースを進めた森泰斗騎手騎乗の3番人気ケラススヴィア(牝2、浦和・小久保智厩舎)が、直線に入って抜け出し、逃げ粘った6番人気セカイノホシ(牝2、北海道・林和弘厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分42秒9(良)。

【森泰斗騎手】
「素質が高くて今後を楽しみにしている馬なので、一つ重賞が勝てて嬉しく思っています。

 逃げても良かったんですが、周りの馬がテンが速く主張していたので、今後のことも考えて、その後ろで運びました。砂を被る競馬も初めてだったので、戸惑うんじゃないかと心配したんですが、びっくりするほど動じなくて、いい競馬ができたと思います。

 前にちょうど目標となる馬がいたので、その馬を見つつと思っていました。3コーナーでちょっと外に出られるスペースがあったので、そこで外に出して、ゴーサインを送りました。前の馬は捕まえられそうな伸びだったので、あとは後ろからは来ないでくれと追っていました。

 新馬戦で跨がったときからいい馬だと感じていたんですが、やはり厩舎力が素晴らしいからですか、今日はその当時より進化しているなという印象でした。今後、距離が延びても大丈夫な馬だと思うので、期待は大きく、楽しみだと思います」

【小久保智調教師】
「(マイナス7kgは)状態は良かったんですけど、やはり初輸送が応えたかなと思います。

 (騎手は)1回乗ってる馬なのでわかっていますので、任せていました。状態に関しては1戦1戦上がっているなというのは感じていました。

 この馬は何とか負けさせないよう、しっかりと仕上げていきたいと思っています。勝ったまま桜花賞に行けるようにしたいと思います。

 次走についてはオーナーサイドと相談ですが、暮れの大井の東京2歳優駿牝馬を考えています」

(取材:高橋正和、編集:netkeiba)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。