30日、大井競馬5R(3歳、ダート1500m)で、内田博幸騎手騎乗のビッグボス(牡3)が優勝。この勝利で、同馬を管理する船橋・川島正行調教師(59)は、今年304戦目にして、自身初の年間100勝を達成した。
同調教師は64年に騎手として、船橋・林正夫厩舎からデビュー。77年〜79年のダイオライト記念3連覇など、87年までに通算6668戦786勝を挙げ、90年に調教師としての初出走を果たすと、04年、05年東京大賞典(アジュディミツオー)、03年帝王賞(ネームヴァリュー)、05年東京ダービー(シーチャリオット)、04年東京ダービー(アジュディミツオー)、98年東京ダービー(アトミックサンダー)、97年東京ダービー(サプライズパワー)など南関東の大レースを多数勝利し、NARグランプリでは6度の最優秀調教師賞を受賞。98年、00年、01年、02年、04年、05年に南関東リーディングを獲得している。
昨年の勝利数は75勝で、それを大幅に更新。31日の出走はなく、今年は305戦100勝(2着53回)で終了となった。勝率32.8%、連対率50.1%で、自身の目標としていた勝率30%、連対率50%という驚異の数字を見事達成した。通算成績は2397戦697勝(JRA18戦0勝)。