障害の絶対王者オジュウチョウサンが始動(撮影:下野雄規)
11/14(土)は東京・阪神・福島の3場開催。13日正午の馬場発表は3場いずれも芝・ダート共に良。14日の天気は3場共に晴れの予報となっている。
■デイリー杯2歳Sでレッドベルオーブが兄弟制覇狙う
阪神11Rは芝1600mのデイリー杯2歳S(GII)。今年は暮れの大一番・朝日杯FSと同条件で行われる。レッドベルジュールとの兄弟連覇を狙うレッドベルオーブ、クローバー賞を制したモーリス産駒カイザーノヴァ、野路菊Sを勝利したホウオウアマゾンらが参戦。
■チャンピオンズCの前哨戦・武蔵野S
東京11Rはダート1600mの武蔵野S(GIII)。優勝馬にはチャンピオンズCの優先出走権が与えられる一戦で、ダート重賞連勝を狙う芝GI馬タイムフライヤー、今年のフェブラリーS優勝馬モズアスコット、芝実績馬エアスピネル、2年前の優勝馬サンライズノヴァ、昨年の優勝馬ワンダーリーデルら好メンバーが激突する。
■京都ジャンプSにオジュウチョウサンが登場
阪神8Rは京都ジャンプS(JGIII)。今年は阪神の障害3140mで行われる一戦で、絶対王者オジュウチョウサンが主戦・石神深一騎手とのコンビで参戦する。他には、前走の阪神ジャンプSを8馬身差で制したタガノエスプレッソらなど。
■東京4Rでメジャーエンブレムの初仔が初陣
東京4Rは芝1800mの2歳新馬戦。2015年阪神JFと2016年NHKマイルCの覇者メジャーエンブレムの娘プレミアエンブレムが、C.ルメール騎手を背に初陣。他にも、母が桜花賞馬キストゥヘヴンというロードカナロア産駒牡馬タイムトゥヘヴンなど。
■東京6Rの新馬戦にルージュアドラブルなど
東京6Rは芝1400mの2歳新馬戦。重賞2勝をあげたココロノアイの娘でロードカナロア産駒のルージュアドラブル、セレクトセールで1億4040万円のディープインパクト産駒牝馬ホウオウマルゴーなどがデビューする。
■阪神4Rの新馬戦でゴールデンバローズ半妹がデビュー
阪神4Rはダート1400mの2歳新馬戦。ドゥラメンテ産駒の牝馬ヴォルガに注目したい。UAEダービー3着馬ゴールデンバローズを半兄に持つ血統で、坂路の追い切りではコンビを組む福永祐一騎手を背に4F56秒台をマーク。初戦勝ちなるか。
■阪神5Rの新馬戦にウルザブルンなど
阪神5Rは芝1600mの2歳新馬戦。ディープインパクトの姪にあたるエピファネイア産駒牝馬ウルザブルン、全兄に青葉賞優勝馬ヴァンキッシュランがいるディープインパクト産駒牝馬エリカステラなどがデビュー。
■ダートの出世レース・オキザリス賞
東京9Rはダート1400mのオキザリス賞。優勝馬にその後の活躍馬が多い2歳1勝クラスだ。未勝利戦を10馬身差で勝利したバクシン、新馬戦快勝のホッコータルマエ産駒シーオブドリームス、未勝利戦をレコード勝ちしたサヴァらが参戦。
■福島メインは芝のスプリント・みちのくS
福島11Rは芝1200mの3勝クラス・みちのくS。前走で人気薄で2勝クラスを突破したウィズ・グッドマックス・センショウユウト、前走2着の3歳牝馬メイショウミモザ、前走3着のシセイヒテンなどがオープン入りを狙う。
■C.ルメール騎手が区切りの勝利まであとわずか
C.ルメール騎手はJRA通算1300勝まであと1勝で、本日は東京で10鞍に騎乗。鮫島良太騎手はJRA通算300勝まであと1勝で、本日は阪神で2鞍に騎乗する。