国枝師(右)になでられ舌を出して喜ぶアーモンドアイ
「
ジャパンC・G1」(29日、東京)
第一希望とは違ったものの、陣営にショックの色はない。
アーモンドアイの引退レースは2枠2番に決定。枠順を伝えられた国枝師は、「真ん中あたりが良かったけど、まあしょうがない。競馬はルメさん(ルメール)にお任せするだけだから。まずは無事に走ってくれたら」とサバサバとした表情で語った。
追い切り翌日の26日朝は、厩舎周りの引き運動で体をほぐした。のんびりと歩く愛馬を見守った指揮官は、「泰然自若だね。特に何もないよ」と笑顔。普段通り、気負うことなくラストランに臨む。