13日、中山競馬場で行われた2R・3歳未勝利(ダート1800m)は、木幡初広騎手騎乗の2番人気スクリーンヒーロー(牡3、美浦・矢野進厩舎)が2番手追走から、直線入り口で先頭に立つと後続を突き放し、1番人気ベルグミサイルに4馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分57秒1(良)。さらにハナ差の3着に3番人気ダイレクトパスが入った。
勝ったスクリーンヒーローは父グラスワンダー、母ランニングヒロイン(その父サンデーサイレンス)という血統。従兄に昨年の最優秀障害馬マルカラスカル(中山大障害-JGI、父グラスワンダー)、伯父にステージチャンプ(日経賞-GII、父リアルシャダイ)がいて、祖母は87年、88年の最優秀5歳以上牝馬に選ばれたダイナアクトレスという名牝系の出身。
11月25日の新馬(東京・ダート1600m)では13番人気、単勝239.3倍と注目は低かったが4着と好走。前走の未勝利(中山・ダート1800m)で2着し、ここに臨んでいた。通算成績3戦1勝。