近年では、エリザベス女王杯組が3連対と好調です。そこでの人気は8、11、5着とふるいませんでしたが、着差はいずれも0.9秒以内に踏みとどまっていたことには注目でしょう。ちなみに3年前は、前々走がエリザベス女王杯だった馬が1、3着でしたが、そちらも11、4着ながら着差は0.9秒以内でした。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんなときに役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、アナタの馬券検討をサポートします。
直近の重賞では、阪神Cで『注目の穴馬』として推奨したマルターズディオサが6番人気で2着に。またGIでも、朝日杯FSで【残った馬】の7番人気グレナディアガーズと2番人気ステラヴェローチェが連対し、馬連50.0倍を的中させています。
チャンピオンズCでも、【残った馬】の4番人気チュウワウィザードと3番人気ゴールドドリームが連対し、馬連40.1倍を仕留めました。ここでは、愛知杯のケシウマの消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件1】(※データは11年以降の過去9回(15年は休止)が対象。なお11-14年は12月開催、また20年と11年は小倉で開催)
■前走1.0秒以上敗退(ただし、ハンデ55.5キロ以上馬は除く) [0-0-0-30] 複勝率0%
■該当馬:アブレイズ、ウインマイティー、ウラヌスチャーム、サマーセント
前走10着以下馬は2勝2着2回の成績なので、それよりも[1-1-0-32]と不振傾向にある1.0秒以上敗退という線引きを重視したい。例外は、8人気1着と9人気2着という人気薄での好走例のある、当日のハンデが55.5キロ以上の実力馬だけだ。
■過去の主な該当馬:20年パッシングスルー2人気7着 、アロハリリー4人気11着、18年リカビトス3人気4着、キンショーユキヒメ4人気10着
オークス3着の実績のあるウインマイティーが消去データに該当しました。初の古馬相手となったエリザベス女王杯で1.1秒差なら圏内と考えることもできそうですが、じつはこのデータに当てはまったエリザベス女王杯組の成績は[0-0-0-7]。また秋華賞組も[0-0-0-5]で、GIからの臨戦でも巻き返しは厳しそうです。
さらに、残りの消去条件は『パーフェクト消去法』にて公開中です。果たして、今年も重いハンデの実力馬優勢なのか? 軽量馬の台頭の可能性は? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。