【東海S】ハヤヤッコ、重賞2勝目へ上昇中 余裕の併入!国枝師「元気がある」

2021年01月21日 06:00

 白い馬体を躍動させるハヤヤッコ(左)

 「東海S・G2」(24日、中京)

 前走のブラジルCを快勝して急上昇。白毛馬ハヤヤッコが重賞2勝目へ意気揚々だ。

 最終追い切りは20日、美浦Wで併せ馬。僚馬ミッキーパンチ(4歳1勝クラス)を約1秒差で追走する形からスタートした。最後は内へ入ると、手応えに余裕を見せたまま併入。5F67秒9-38秒6-12秒4を計時した。動きを見守った国枝師は「元気があっていい感じ。重賞メンバーでも頑張ってくれそう」と納得の表情。「フットワークに力強さがあったね。左回りは合っているし、中京コースは初めてだが問題はない。このメンバーでも十分に戦えそうだ」と力を込めた。

 19年に白毛馬として初のJRA重賞(レパードS)を制覇。珍しい毛色も相まって話題となったものの、その後は詰めの甘い競馬が続いていた。しかし、初距離の前走を2分8秒8の好タイムで完勝。得意の左回りで真価を発揮し、完全復活の雄たけびを上げた。

 昨年度の最優秀2歳牝馬に選出された、同じ白毛のソダシはいとこにあたる。指揮官は「同じオーナー(金子真人氏)の馬だから続きたいね。いまは白毛馬として注目されているが、成績で注目を集めるようになりたい」と大きな夢を描く。母の父は17日に23歳でこの世を去ったクロフネ。天国の祖父に弔い星をささげたい。

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