「ダブリン・レーシング・フェスティヴァル」初日の6日(土曜日)に、レパーズタウン競馬場で行われたG1愛チャンピオンハードル(芝16F)は、オッズ1.91倍の圧倒的1番人気に推されていたハニーサックル(牝7、父スラマニ)が、2着以下に10馬身差をつけて圧勝。このレース前年に続く連覇を果たすとともに、ハードルデビュー以来継続している無敗の連勝記録を”10”に伸ばした。
ポイントトゥポイント競走を1戦した後、パンチェスタウン・ナシナルハントセールに上場され、11万ユーロ(当時のレートで約1482万円)で購買されたハニーサックル。
愛国南部のウォーターフォード郡を拠点とするヘンリー・ド・ブロムヘッド厩舎から、18年11月にハードルデビュー。初年度は4戦し、G1メアズノーヴィスハードルCSファイナル(芝20F)を含む4連勝。2シーズン目の19/20年も4戦し、G1愛チャンピオンハードルやチェルトナムフェスティヴァルのG1メアズハードル(芝19F200y)を含む4連勝。
今季初戦となった、11月29日のG1ハットンズグレースハードル(芝20F)も勝って臨んだのが6日のG1愛チャンピオンハードルだった。
次走はチェルトナムフェスウティヴァル初日(3月16日)のG1チャンピオンハードル(芝16F87y)の予定。ブックメーカーの前売りでは3.0〜3.5倍のオッズで、前年に続くこのレース連覇を狙うエパタン(牝7、父ノーリクスクアットオール)と1番人気の座を争っている。
(文:合田直弘)