02年荒尾ダービーなどに勝ち、九州3冠を達成した{horse=1999102303:カシノオウサマ}(牡8、佐賀・山田勇厩舎)が、1月5日付で地方競馬登録を抹消していたことがわかった。今後については未定。
カシノオウサマは、父タイトスポット、母ターナゲイン(その父トウショウボーイ)という血統。半弟に05年ラジオたんぱ賞(GIII)2着のトーセンロッキー(牡5、美浦・国枝栄厩舎、父チーフベアハート)がいる。
2歳時の01年九州ジュニアグランプリ(荒尾)で重賞初制覇すると、翌年の九州クラシック路線で大活躍。荒尾ダービー(荒尾)、九州ダービー(佐賀)、九州菊花賞(佐賀)に勝ち、九州3冠を達成。その後も02年中島記念(佐賀)、03年九州王冠(荒尾)、03年吉野ヶ里記念(佐賀)、04年九州王冠(荒尾)など重賞を8勝し、交流重賞でも04年サマーチャンピオン(交流GIII)でニホンピロサートの3着に入る健闘した。最後のレースは12月3日に佐賀で行われた韓国岳特別で10頭立て10着だった。通算成績53戦13勝(うちJRA1戦0勝、重賞8勝)。