28日、東京競馬場で行われたゆりかもめ賞(3歳500万下、芝2400m)は、津村明秀騎手騎乗の2番人気マイネルヘンリー(牡3、美浦・菅原泰夫厩舎)が、最後方追走から直線で外に持ち出すと、先に抜け出した6番人気エルソルダードに1.1/4馬身差をつけ差し切った。勝ちタイムは2分27秒1(良)。さらに1.1/4馬身差の3着に7番人気サンアイブライトが入り、1番人気ヒカルオオゾラは7着に敗れた。
勝ったマイネルヘンリーは父メジロマックイーン、母エンプレスマティルダ(その父Sadler's Wells)という血統。05年八戸市場1歳にて810万円で落札されていた。11月26日のデビュー戦(東京・芝1800m)は9着に敗れたが、3戦目の未勝利(中山・芝2000m)で初勝利。前走は京成杯(GIII)でサンツェッペリンから0.4秒差の4着だった。通算成績5戦2勝。
なお、メジロマックイーン産駒が2〜3歳の特別戦を勝ったのは02年黒松賞(シェイクマイハート)以来約4年2か月ぶり。