1996年、4歳(旧表記5歳)でナリタブライアンらを破り高松宮杯を制したフラワーパーク(撮影:高橋正和)
28日に中京競馬場で行われる高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)。出走各馬及び関係者の「勝ったら◯◯」をご紹介いたします。
※高松宮記念のデータは1996年以降、GI昇格後の「高松宮杯」時代も含む。GI昇格前は含まず。
アウィルアウェイ(牝5、栗東・高野友和厩舎)
半兄インディチャンプ(GI・2勝)との兄妹GI制覇を達成。
アストラエンブレム(セ8、美浦・小島茂之厩舎)
外国馬除くセン馬のJRA芝GI制覇は、2002年マイルCSを勝ったトウカイポイント以来。杉原誠人騎手は重賞初制覇。
インディチャンプ(牡6、栗東・音無秀孝厩舎)
ステイゴールド産駒は1200mの重賞初制覇。
エイティーンガール(牝5、栗東・飯田祐史厩舎)
調教師、馬主、種牡馬いずれもJRA平地GI初制覇。
カツジ(牡6、栗東・池添兼雄厩舎)
中井裕二騎手は重賞初制覇。馬主のカナヤマホールディングスはGI初制覇。池添兼雄調教師は1999年阪神3歳牝馬S(ヤマカツスズラン)以来のJRAGI・2勝目。
サウンドキアラ(牝6、栗東・安達昭夫厩舎)
増田雄一オーナーはJRAGI初制覇。安達昭夫調教師は2010年フェブラリーS(エスポワールシチー)以来のJRAGI制覇で、芝GIは初制覇。
セイウンコウセイ(牡8、美浦・上原博之厩舎)
高松宮記念5年連続出走で4年ぶりの制覇。
ダイメイフジ(牡7、栗東・森田直行厩舎)
騎手、調教師、馬主、種牡馬いずれもJRAGI初制覇。
ダノンスマッシュ(牡6、栗東・安田隆行厩舎)
安田隆行調教師は単独最多の高松宮記念3勝目。GI昇格以降のスプリンターズSでも最多タイ3勝をあげている。
ダノンファンタジー(牝5、栗東・中内田充正厩舎)
藤岡佑介騎手、中内田充正調教師とも1200mのGI初制覇。
トゥラヴェスーラ(牡6、栗東・高橋康之厩舎)
ドリームジャーニー産駒、鮫島克駿騎手はGI初制覇。高橋康之調教師は重賞初制覇。
マルターズディオサ(牝4、美浦・手塚貴久厩舎)
キズナ産駒、藤田在子オーナーはGI初制覇。
ミッキーブリランテ(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)
ディープブリランテ産駒はGI初制覇。和田竜二騎手は芝1600m以下のGI初制覇。
モズスーパーフレア(牝6、栗東・音無秀孝厩舎)
2010・2011年のキンシャサノキセキ以来、史上2頭目の高松宮記念連覇。
ライトオンキュー(牡6、栗東・昆貢厩舎)
横山典弘騎手は高松宮記念初制覇。芝1200mのGIは1999年スプリンターズS(ブラックホーク)以来2勝目。
ラウダシオン(牡4、栗東・斉藤崇史厩舎)
リアルインパクト産駒はJRA重賞2勝目。初勝利はラウダシオンのNHKマイルCで、2勝目もGIに。M.デムーロ騎手は10年連続JRAGI制覇。
レシステンシア(牝4、栗東・松下武士厩舎)
4歳牝馬は1996年のフラワーパーク以来、25年ぶり2頭目の高松宮記念制覇。
レッドアンシェル(牡7、栗東・庄野靖志厩舎)
マンハッタンカフェ産駒は1200mのGI初制覇。
アウィルアウェイ、アストラエンブレム、マルターズディオサ、ライトオンキュー:
関東所属の日本人騎手は、2006年の柴田善臣騎手(オレハマッテルゼ)以来の高松宮記念制覇。
アストラエンブレム、セイウンコウセイ:
8歳以上馬は2011年のキンシャサノキセキ以来、10年ぶり2頭目の高松宮記念制覇。同馬は南半球産馬(9月生まれ)のため、北半球産馬では初制覇。
インディチャンプ、モズスーパーフレア:
音無秀孝調教師は単独最多の高松宮記念3勝目。
サウンドキアラ、モズスーパーフレア:
6歳以上牝馬は高松宮記念初制覇。