【桜花賞 血統データ分析】脚質・人気不問のディープインパクト、注目のクロフネは初勝利なるか

2021年04月07日 20:33

ディープ産駒が圧倒的な桜花賞だが、今年は果たして?

 11日に阪神競馬場で行われる桜花賞(3歳・牝・GI・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる11回の馬券絡みがディープインパクト。次点で4回のダイワメジャーが続き、2回がキングカメハメハ、ハーツクライとなっている。

 ディープインパクト産駒は[5-4-2-28]。産駒初のGI勝ち馬となった11年マルセリーナにはじまり、12年ジェンティルドンナ、13年アユサン、14年ハープスター、19年グランアレグリア、と実に5頭もの馬が勝ち馬として名を連ねている。好走馬の脚質や人気もさまざまで、昨年は9人気スマイルカナが3着に逃げ粘っていた。今年はアカイトリノムスメ、エンスージアズム、サトノレイナスの3頭が特別登録している。

 クロフネ産駒は[0-1-0-10]。好走例は1人気に支持された11年2着ホエールキャプチャに限られる。ただし、上位人気に推された馬自体が少なく、13年クロフネサプライズ(1人気4着)、19年ビーチサンバ(4人気5着)と下馬評の高かった馬は及第点の内容は示せていた。今年はソダシが当てはまる。

 初出走となるミッキーアイル産駒は上位人気を担うメイケイエールほか、ミニーアイルが出走予定(同産駒のコース成績は[2-0-0-10])。ミッキーアイル自身はマイルGIを2勝した実績があり、存在感を放つディープインパクトの後継種牡馬としても注目度は高い。

 キングカメハメハ産駒は[1-0-1-2]。15年レッツゴードンキが鮮やかな逃げ切り勝ちを収めるほか、16年アットザシーサイド(6人気3着)は単勝1.5倍のメジャーエンブレムに先着し、3強の一角崩しとなるヒモ荒れを演出してみせた。今年はアールドヴィーヴル、ククナの2頭が該当。

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