03年フェアリーS(GIII)勝ち馬の
マルターズヒート(牝6、栗東・坂口正則厩舎)が、14日付でJRA競走馬登録を抹消したことがわかった。今後については未定。
マルターズヒートは、父Old Trieste、母Heat is On(その父サンシャインフォーエヴァー)という血統の米国産馬。03年10月の新馬(京都・ダート1400m)で2着に4馬身差をつけデビュー勝ちすると、続くファンタジーS(GIII)で3着に好走。阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)は10着に敗れたが、フェアリーS(GIII・芝1200m)では2着に3馬身差をつける完勝で初重賞制覇を達成。続くエルフィンS(OP・芝1600m)も勝ち、フィリーズレビュー(GII)2着を経て桜花賞(GI)にも出走したが11着に敗れた。その後は精彩を欠いたが、06年3月に障害入りして約2年ぶりの勝利を飾っている。近走は平地に戻っており、1月28日の京都牝馬S(GIII、15着)が最後のレースとなった。通算成績29戦4勝(うち障害3戦1勝、重賞1勝)。