【門別競馬情報】数少ない貴重な「内回り1600m」のメイン競走!連勝狙うカナディアンロブ、スピルアウトら末脚上位の各馬に注目「登別・地獄の谷の鬼花火特別」/地方競馬情報

2021年05月12日 11:30

近走は安定しているアーススカイ(ユーザー提供:ポンタも大好きさん)

 特に大都市圏でのコロナ禍収束がなかなか見通せない中、新年度シーズンが4月14日に開幕したホッカイドウ競馬門別グランシャリオナイター開催。先週5日(木)時点で今季15開催・82日間のうち、2開催・8日間を終えたところですが、発売総額はすでに53億4600万円余りまで到達。

 同じく82日間の開催だった昨年度総発売額は過去最高の520億円余でしたが、今季もし現状のペースのまま進行できたと仮定すると、非常に雑ながら単純計算で540億円を超えてきそうな勢いです。

 門別デビュー馬、所属の遠征馬らが全国で活躍を続ける中、その多くの礎を受け持っているとも評せられるホッカイドウ競馬(門別)に関心を寄せていただけるファンの皆さんが、これまた全国規模で増えている状況は馬産地・日高胆振の関係者としても嬉しい限りです。

 さて、きょう12日のメイン(最終)12Rは「登別・地獄の谷の鬼花火特別/C1-2〜C2-1組・1600m内回り」。一日を締めくくるメイン競走に「内回りのマイル戦」が組まれるのは、昨年までの記憶を辿ってみてもシーズン全体を通して片手で収まるくらい?だったはず。

 しかも、ダートグレード競走や重賞競走ほか一部の特別な場合を除く“通常フルゲート”の12頭立てということもあって、3コーナー手前辺りから中団・後方勢の押し上げによって一気にペースが上がる展開なども想定されるところ。

 激しい“チェンジオブペース”に対応しきれない人気上位馬や、それを尻目に展開を利して一気に伸びてくる人気薄ダークホースの台頭なども十分ありえそうで、好配当の買い目を狙ってみても面白そうな一戦でしょう。

 下馬評段階では、前走ともに持ち前の末脚発揮で力強く差し切ったカナディアンロブやスピルアウトを筆頭に、同じく末脚勝負で馬券圏内に食い込んでいるキーンウィット、アーススターリング、アーススカイらにも期待が懸けられそう。

 笠松から転入して既に2戦、続けて1200mを使われて上昇うかがわれるヒルノパルマが距離延長でさらに良さを見せられるのか、あるいは門別再転入前の冬場、佐賀競馬では中距離でより好走していたツウカイステラも「内回りマイル戦への条件替わり」で一変の走りに期待してみる手があるかもしれません。

 上位候補が片手には収まらない印象の12R「登別・地獄の谷の鬼花火特別」、発走予定時刻は20時40分です。お楽しみに!

(文:ひだか応援隊)

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