さあいよいよ3歳の頂上決定戦。今週はオークス(東京・芝2400m)。まずは牝馬ナンバーワンを決める一戦を迎えます。
思い出せば昨年、その後3冠牝馬となるデアリングタクト(松山弘平騎手)が単勝1倍台での圧勝を飾ったオークス。しかし2着には7番人気ウインマリリン、3着には13番人気ウインマイティーが入り、3連単では4万円台という結果でした。
ちなみに近5年はすべて1番人気馬が勝っている一戦。過去10年でも1番人気は高確率で馬券圏内に入っています。ただ相手には人気薄もよく絡む傾向もあるので、人気馬から入るにしても、相手馬には工夫が必要となってくるでしょう。
それでは今年のメンバーを見ていきましょう。
まずはなんといっても阪神JF(阪神芝1600m)と桜花賞(阪神芝1600m)とGIを連勝している御存知ソダシ(吉田隼人騎手)。珍しい白毛の馬体で、圧倒的に強いというスター性バツグンの馬です。桜花賞で2着だったサトノレイナスが日本ダービー出走という選択をしたので、ここはかなりの支持率になりそうです。
かわりに人気になりそうなのがアカイトリノムスメ(C.ルメール騎手)。桜花賞では4着。東京コースはここまで3戦3勝の馬。なんといってもかつての3冠牝馬アパパネの娘で、能力は秘めているはずです。
さらに重賞で3戦連続の3着になっている安定勢力ユーバーレーベン(M.デムーロ騎手)。オークスに相性の良い前走・忘れな草賞の1着馬ステラリア(川田将雅騎手)。桜花賞3着ファインルージュ(福永祐一騎手)。フローラS1着クールキャット(武豊騎手)などが、戴冠を狙ってきます。とはいえ、体調に変化の大きいこの時期の3歳牝馬。調子そのもののチェックは必須となってくるわけです。
そんなときに頼りになるのがnetkeibaオリジナルツール『調子偏差値』!
『調子偏差値』とは出走馬の調子を“偏差値化”したもので、各数値はランキングでも表示されます。つまり「激走する可能性ある人気薄&危険な人気馬」が一目でチェック可能。特に調子が上がっている馬は「急上昇」としてピックアップ。その馬が人気薄だった場合には、穴馬券狙いとしてピッタリとなります。
それでは21日に出たオークスの調子偏差値速報をお届けしましょう!
まず今回は「急上昇」マークのついた馬が2頭出現しました! どちらもかなりの人気薄馬です。波乱の一戦と目論む方には必見といえるかもしれません。
さて、1番人気が予想されるソダシは、今回も偏差値75で1位でした。これまでもGI時には70台の上位を出して結果を出してきた馬。今回もデキに関してはまったく問題はなさそうです。
2番人気予想のアカイトリノムスメも偏差値72で2位。これも偏差値としてはデキ上々を示しているといえるでしょう。
3番人気がどれになるかは難しいところですが、ユーバーレーベンとすると今回の偏差値は62と一気の下降模様。若干の不安要素になりました。
さて、あなたの本命◎候補はいったいどんな偏差値か? この機会に『調子偏差値』をチェックしてみてはいかがでしょうか。
なお、日曜日・中京11R大垣Sの調子偏差値は「無料」でご覧いただけます!
※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。