19日、大井競馬場で行われた準重賞・雲取賞(3歳OP、ダート1600m、1着賞金700万円)は、石崎隆之騎手騎乗の1番人気ザマローレル(牡3、川崎・岩本洋厩舎)が、後方追走から直線で内を突き、6番人気ゲットアライフに1馬身差をつけ差し切った。勝ちタイムは1分43秒4(重)。さらにクビ差の3着に5番人気キョウバチャンプが入った。
また、昨年の東京2歳優駿牝馬(南関東G1)などに勝ち8連勝中だった2番人気ブラックムーンは、紅一点ながら別定戦のため他馬と最大3kg差の56kgを背負い、真島大輔騎手を背に出走したが、好位5番手あたりから追走も伸びを欠き、勝ち馬から0.8秒差の5着に敗れた。
勝ったザマローレルは父サクラローレル、母バトルプロージット(その父プルラリズム)という血統。昨年6月13日のデビュー戦(川崎・ダート900m)から2連勝し、重賞でもハイセイコー記念(南関東G2)、前走のニューイヤーC(南関東G3)で2着。全日本2歳優駿(交流GI)8着を除く全てのレースで連対を果たしていた。通算成績8戦4勝(2着3回)。