現地時間22日、カラ競馬場でアイルランド牡馬クラシック競走の第1戦・愛2000ギニー(3歳牡牝・芝1600m・11頭立て)が行われた。
ハナを切った5番人気マックスウィニー(Mac Swiney、牡3、R.クリアリー騎手)と、中団の外から追い込んだ3番人気ポエティックフレア(牡3、K.マニング騎手)が抜け出し、ゴール前で一騎打ちの様相。
マックスウィニーがポエティックフレアの追撃をわずかに抑え込み、短頭差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分41秒32(重)。
ポエティックフレアから3.1/4馬身差の3着は、2番人気のヴァンゴッホ(牡3、S.ヘファナン騎手)。1番人気ラッキーベガ(牡3、S.フォーリー騎手)はさらに1.1/2馬身差の4着だった。
マックスウィニーは父New Approach、母Halla Na Saoire、母の父Teofiloという血統。アイルランドのJ.ボルジャー厩舎の管理馬。
重賞は昨年のフューチュリティT(英G1)、フューチュリティS(愛G2)に次いで3勝目。初の中距離戦だった前走の愛ダービートライアル(愛G3)は4着だったが、実績あるマイルに戻り巻き返しを果たした。通算成績は8戦4勝。
鞍上のロリー・クリアリー騎手(33歳)はこれがG1初制覇。また、マックスウィニーと2着ポエティックフレアはともに、ボルジャー調教師の管理馬にして生産馬、ボルジャー夫人の所有馬だった。