近走安定した成績を残しているアウマクア(c)netkeiba.com、ユーザー提供:こりんごさん
2歳馬の在厩比率、競走番組における構成比率がともに他場よりも圧倒的に高い馬産地・ホッカイドウ競馬。それゆえ、開幕から1ヵ月ほどの間は日々の出走頭数が不足しがちなため「週2日」開催で回しているのですが、5月も下旬となれば2歳の未勝利競走(JRA認定「アタックチャレンジ」競走ほか)も徐々に増えてきます。
きょう25日から始まる令和3年度・第4回開催と、6月8日からスタートの同・第5回開催は、それぞれ「前節3日間/後節2日間」の5日間で編成され、6月22日(火)から始まる第6回開催以降は、ラストの第15回最終日(11月4日)まで全て「前節3日間/後節3日間」の6日間編成で施行されます。
ファンの皆さんの中には「週2日だと、ちょっと寂しいなぁ」なんて感じていた方も少なくないかもですが、今週からはいよいよ「週3門別ナイター!」を満喫していただけますので、引き続き「馬産地競馬」への御声援よろしくお願い致します。
そんな4回門別・初日のメイン(最終)11Rは、JBC協会協賛のスタリオンシリーズ(生産者賞)「フォーウィールドライブ賞/C1-2-C2-1組・1200m外回り」。
前走を勝ち今回クラスが上がった2頭(ジュエリーアイス、フランキー)を除き、他の9頭は前走勝ち馬名に「デュアルキャリアー/ラテントパワーズ/ヤマニンモンスーン」のいずれかが表記されている面々です。
C1級辺りまでで戦績を積んできている各馬にとっては、もしかしたら走る前からあまりに“高い壁”と感じてしまうような3頭だったでしょうが、今回はその3頭すべての名がないメンバー構成となりました。各陣営とも、何とか勝機をものにしたい一戦と言えるのではないでしょうか。
もちろんレース内容も、より白熱しそう。単騎先頭で直線に向ければラストまでしぶといコクサイルビーやイキザマ、いずれも前走まで今季3戦して状態アップうかがえるアウマクア、ペンタス、エクスターミネートに、前走勝ちで余勢を駆るジュエリーアイス、フランキー等々、勝ち馬候補は五指に収まりきらない印象です。
高配当の組合せを狙ってみても面白そうな門別メイン11R「フォーウィールドライブ賞」の発走時刻は、20時40分です。お楽しみに!
(文:ひだか応援隊)