82年のカナダ3歳チャンピオンで、米・ケンタッキー州レキシントンのヴァイナリースタッドで繋養されていた
ラナウェイグルーム Runaway Groom(牡28)が、年齢的な衰えから種牡馬を引退することがわかった。今後は同牧場で余生を送る予定。 
ラナウェイグルームは父Blushing Groom、母Yonnie Girl(その父
Call the Witness)という血統の加国産馬。現役時代は82年ト
ラヴァーズS(米G1)のほか、カナダ3冠のうちブ
リーダーズS、プリンスオブウェールズSの2冠を制すなど同年のカナダ3歳チャンピオンに輝いた。通算成績は18戦6勝。
 種牡馬としてはBCス
プリント(米G1)のCherokee Run、サバーバンH(米G1)のWekiva Springsなどを出し、2頭は後継種牡馬となっている。日本では直仔の
マチカネホクシンが99年朝日杯3歳S(GI)3着など活躍した。