マイペースに持ち込めれば押し切りも期待できるプリマガリーナ(ユーザー提供:こりんごさん)
昨年2歳時、遠征の盛岡「知床賞M3/岩手・北海道交流 ダ1400m」2着もある素質馬スティールグレートを筆頭に、この条件では屈指の好メンバーが揃いました。19日のメイン(最終)12Rは「どんどん食べよう道産DAY特別/B4〜C1-1組・1200m外回り」です。
その走りが最も注目されそうなのは上記スティールグレート。父アジアエクスプレスの3歳牡馬で、現況は1200〜1400m辺りの距離でスピードの持続力を活かす形が最も合っている印象です。C1下条件からのスタートとなった今季は、初戦が6月8日で他馬より少し出遅れた格好ではありましたが、快足を活かして1200mを逃げ切りV。
2歳時以来の2勝目を挙げ順調な船出となったのですが、その後の2戦は距離を1800m→1700mとし中距離に挑んだものの、それぞれ4角先頭、同2番手から押し切ることができず3着→4着に惜敗。そこで前走、実績ある1200mに戻したところハナ差2着とすぐさま巻き返してみせました。
同じ3歳の素質馬コパノフレディーには最後の最後で捕まってしまったものの、やはりスピードの持続力で勝負できる1200mは現状ベスト距離と言えそうで、前走の勝ち馬が不在の今回は4角先頭、あるいは好位からの押し切りが期待されるところでしょう。
とはいえ、前記した通りB4下特別としては屈指の好メンバーが揃った印象で、ゴール前はかなり激しい競り合いになることも想定されます。
内枠から順に、先手からマイペースに持ち込めた際には押し切りも期待できるプリマガリーナ、差し脚上位のエクスターミネート、好発から単騎ハナなら走りが一変するコクサイルビー、前走立ち遅れながら4角9番手から際どく素質馬イイデスカイの2着まで押し上げたファラウェイ、ここ4戦で3勝と上昇著しいサンスーシティーらが上位争いに食い込んでくる可能性の高い面々と言えるでしょう。
好メンバーが顔をそろえた門別12R「どんどん食べよう道産DAY特別」の発走時刻は、20時35分です。お楽しみに!
(文:ひだか応援隊)