中山牝馬S、古豪マイネサマンサが復活

2007年03月11日 15:35

 11日、中山競馬場で行われた中山牝馬S(4歳上牝、GIII・芝1800m)は、蛯名正義騎手騎乗の8番人気{horse=2000101863:マイネサマンサ}(牝7、栗東・中村均厩舎)が後方でレースを進めて直線外から追い込み、ゴール前で3番人気ウイングレットをクビ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分50秒2(重)。さらにハナ差の3着には12番人気ヤマニンメルベイユが入り、1番人気アサヒライジングは13着だった。

 勝ったマイネサマンサは、父ディアブロ、母はアオエトウショウ(その父トウショウボーイ)という血統。伯父に84年菊花賞(GI)で2着に好走したゴールドウェイがいる。03年3月の新馬戦、500万下、忘れな草賞(OP)とデビューから3連勝を飾り、05年マーメイドS(GIII)、府中牝馬S(GIII)、阪神牝馬S(GII)で2着に好走するなど牝馬重賞戦線で活躍し、昨年の京都牝馬S(GIII)で悲願の重賞制覇を飾っている。その後は不振が続いており、今回が京都牝馬S以来1年1か月ぶりの勝利となった。通算成績28戦7勝(うち地方1戦0勝、重賞2勝)。

 鞍上の蛯名正義騎手は03年レディパステル、04年オースミコスモに続くこのレース3勝目。JRA重賞は昨年の朝日杯フューチュリティS(GI、ドリームジャーニー)以来の通算73勝目。管理する中村均調教師は、今年の日経新春杯(GII、トウカイワイルド)に続くJRA重賞28勝目となった。

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