力の違いを示してマカベウスが圧勝(撮影:高橋正和)
30日、川崎競馬場で行われた芙蓉賞(戸塚記念トライアル)(3歳・準重賞・ダ2000m・1着賞金500万円)は、道中3番手でレースを進めた真島大輔騎手騎乗の1番人気マカベウス(牡3、船橋・米谷康秀厩舎)が、直線入口で先頭に立って力強く伸び、その後に続いて直線で末脚を伸ばした9番人気スセリヒメ(牝3、川崎・河津裕昭厩舎)に5馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分13秒0(良)。
さらに1.1/2馬身差の3着には4番人気ランドファースト(牡3、船橋・矢野義幸厩舎)が入った。2番人気に推されていたセブンゴー(牡3、船橋・波多野健厩舎)は6着、3番人気のシダデカサドール(牡3、川崎・栗林信文厩舎)は10着に終わった。
マカベウスは父ゼンノロブロイ、母ショウリダバンザイ、その父プリサイスエンドという血統。春のクラシックでは羽田盃6着、東京ダービー7着と入着に届かなかったが、ここでは力の違いを示して勝利した。通算成績はこれで9戦4勝。
1着から3着までの3頭は、9月15日に川崎競馬場で行われる戸塚記念(SI)の優先出走権を獲得した。
(取材、撮影:高橋正和、編集:netkeiba.com)