現地時間4日、ブラジルのシダーデジャルディン競馬場で行われたイピランガ大賞(3歳・G1・芝1600m)でオルフェネグロ(Orfeu Negro、牡3、B.ケイロス騎手)、ピラシカーバ男爵大賞(3歳牝・G1・芝1600m)でオリンピックラスパルマス(Olympic Las Palmas、牝3、B.ケイロス騎手)が優勝し、アグネスゴールド産駒が牡牝ともサンパウロ四冠競走の初戦を制した。
イピランガ大賞を制したオルフェネグロは2着に6.1/4馬身差の圧勝。ピラシカーバ男爵大賞は短頭差の2着にハットトリック産駒マカダミアが入り、日本調教馬の産駒ワンツーとなった。
アグネスゴールドは父サンデーサイレンス、母エリザベスローズ、母の父ノーザンテーストという血統。現役時代は2001年のスプリングS(GII)、きさらぎ賞(GIII)を制した。
種牡馬入りした後は日本、アメリカを経てブラジルへ。リオ三冠牝馬ジャネールモネイ、同二冠牝馬マイスキーボニータ、アルゼンチンとアメリカでG1を制したアイヴァーなど、南米G1勝ち馬を複数頭輩出している。
※馬齢は現地表記に準ずる。