ガウナエルフリーデが初勝利掴めるのか大いに注目(ユーザー提供:mailaさん)
ギリギリまで「初勝利ゲット」に挑んだJRA3歳未勝利馬が転入してくる8〜9月の古馬条件戦は、時に飛び抜けてハイレベルな組合せとなったりするのですが、9月14日(火)の11R「新冠町軽種馬生産振興会特別2/C1-2〜C2-1組・1200m外回り」はまさしくそんなメンバー構成の一戦でした。
同競走をクラス屈指の高水準レースにまで押し上げた立役者は、いずれもJRA未勝利で今季門別に転入し、この一戦で4着以下を6馬身もちぎってみせた3頭、1着スカイトライア/2着ガウナエルフリーデ/3着マイトレジャーフジです。
好発から前半3ハロンを35秒3という前傾ラップ(後半3ハロンは38秒4)で快調に逃げたスカイトライアがそのまま2馬身差で押し切り、JRA3戦未勝利での門別転入から無傷の5連勝をマーク。序盤、少し離された中団からレースを進めたJRA未勝利で転入初戦のガウナエルフリーデが持ち前の末脚で2着に押し上げ、4角2番手から懸命に勝ち馬を追った門別転入4連勝馬マイトレジャーフジが3/4馬身差の3着に踏ん張るという結果でした。
前置きが長くなりましたが、そのうちの2頭がきょう28日の門別ラスト2レースに相次いで出走してきました。20時00分発走の11R「新冠・新ひだか2デイズ特別/C1-2組・1200m外回り」にマイトレジャーフジが2枠2番服部茂56、20時35分発走のメイン(最終)12R「新冠町長杯レコードな町新冠特別/C1-2組・1200m外回り」にガウナエルフリーデが5枠6番五十嵐冬54。今回は同条件・同距離のレースが2つ続けて組まれる中で、別々に出走することとなりました。
マイトレジャーフジが出走する11Rには、今回門別1200mには初挑戦ながら、同1000mでは二度の転入で計5戦5勝と連勝つづくセイウンモーリーや、この夏場以降に著しく力を付けてきた3歳馬アウィウィリオらが出走。手強い相手となりそうです。
ガウナエルフリーデが出走するメイン12Rにも、今季開幕週から転入4連勝を決めて夏場を再調整に充てていたラストトレビアンや、前走1200mに距離を短縮して一変の快勝劇みせたヴェラートらが出走。こちらも好敵手が揃った注目のレースとなりそうですが、14日「新冠町軽種馬生産振興会特別2」の勝ち馬スカイトライアがいない中で、その2着馬ガウナエルフリーデと3着馬マイトレジャーフジも勝利を掴めるのか。大いに注目されることとなりそうです。お楽しみに!
(文:ひだか応援隊)