ディープスカイが北海道日高町の「ひだか・ホース・フレンズ」に移動  

2021年09月29日 12:00

ディープスカイが移動先の「ひだか・ホース・フレンズ」に到着(撮影:山中博喜)

 引退馬協会事務局は28日、『ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション』による3頭目の受け入れ馬であるディープスカイが、繋養先のイーストスタッドから北海道日高町の「ひだか・ホース・フレンズ」に移動したことを発表した。

 引退馬協会の所有馬として繋養されていたが、地域への貢献、地域の活性化の一助となるべく、同施設へ預託することを決定。健康診断と去勢手術を行い、秋に移動する予定となっていた。

 ディープスカイは父アグネスタキオン、母アビ、母の父Chief's Crownという血統。

 現役時代はJRA・栗東の昆貢厩舎に所属。2008年にNHKマイル(GI)、日本ダービー(GI)を連勝。“変則二冠”に加え、鞍上の四位洋文騎手は前年のウオッカに続く、騎手史上2人目のダービー連覇を達成した。

 2009年に現役を引退し、翌年から種牡馬入り。産駒には芝ダートで重賞を制したクリンチャー、2017年アンタレスS(GIII)覇者モルトベーネなどがいる。

【イーストスタッド 佐古田さんのコメント】
「ディープスカイはスタミナのある馬で、1日中歩いても元気で体力の限界が来ない馬でした。

 去勢後は厩舎が放牧地に繋がっている馬房に入って、四六時中青草を食べてすこぶる健康でした。新天地に行っても元気で長生きしてもらいたいです」

※新型コロナ感染症拡大防止のため、現在は見学者の受け入れをしておりません。施設側へのお問い合わせもご遠慮くださいますようお願いいたします。

(認定NPO法人引退馬協会のホームページより)

(取材:山中博喜、構成:編集部)

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