現地時間3日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われたオペラ賞 (3歳上・牝・GI・芝2000m)は、中団でレースを進めたM.ギュイヨン騎手騎乗のルジール(牝3、仏・C.ロッシ厩舎)が、直線で外から伸びると、急追したL.デットーリ騎手騎乗のグランドグローリー(牝5、仏・G.ビエトリーニ厩舎)との激しい叩き合いを制し、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分11秒15(重)。
さらに1.1/4馬身差の3着にウデモニア(牝6、仏・E.モンフォール厩舎)が入った。
凱旋門賞に出走したクロノジェネシスの帯同馬で、O.マーフィー騎手が騎乗したイカット(牝4、栗東・斉藤崇史厩舎)は、後方追走から13着に終わった。
勝ったルジールは、父Territories、母Summer Moon、その父Elusive Cityという血統の仏国産馬。昨年10月のレゼルヴォワール賞(仏GIII)以来の勝利で、GIは初制覇となった。