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【京都大賞典予想】重賞で好走経験がある馬が圧倒的な別定重量のGII戦

2021年10月10日 06:35

背水の陣で京都大賞典に挑むアリストテレス(撮影:下野雄規)

 毎日王冠と同じで秋のGI競走を占う意味で重要なレースで、優勝馬には天皇賞・秋への優先出走権が付与される。今年は京都競馬場ではなく、阪神競馬場で開催されるが、距離は同じ2400m。そのため、天皇賞・秋よりもジャパンカップ、あるいは有馬記念へと調子をあげていきたいタイプの馬の活躍が目立つという傾向に変わりはないはずだ。

 別定重量のGII戦だけあって「格」がモノをいうケースが多い。過去10年間の3着以内馬30頭中28頭が重賞競走で3着以内の経験馬。優勝馬10頭中9頭が前走で重賞競走を経験していた、1番人気馬は3勝2着1回3着2回と特筆すべきものではなく、13年ヒットザターゲット、19年ドレッドノータスなど人気薄馬の激走もあるが、3番人気以内馬は6勝2着2回3着8回と堅調だ。

 ◎アリストテレスはアメリカJCCの優勝馬で、菊花賞の2着馬。春シーズンは不良馬場で行われたアメリカJCCを勝ったダメージを引きずるような競馬を続けてしまったが、昨年秋の菊花賞ではコントレイルを苦しめたほどの馬。当時の状態にまでリフレッシュされていれば能力は足りるはず。今回はある意味で背水の陣ともいえる1戦だ。

 〇キセキは2017年の菊花賞馬。長く勝ち星から遠ざかってしまっているが、その間、阪神コースでの3競走含むGI競走で2着4回。春の宝塚記念は5着だったが、この時は海外遠征帰りの初戦。大外枠から正攻法の競馬を挑み、1000m通過は60.0秒。1マイル通過1分36秒2という流れの中で逃げ、先行馬に並びかけようとした4角で力尽きた。ペースアップに対応できなかったのは不満だが、それでも大きく崩れることなく掲示板を確保したことは評価したい。コースにも、距離にも不安はなく、立ち直りを期待したい。

 ▲オセアグレイトはステイヤーズS優勝馬。初勝利まで時間を要したが、未勝利戦から3連勝を記録し、セントライト記念をはさんで迎春Sを勝ったあたりは中、長距離の重賞戦線で目が離せない存在になると思われたが、やや足踏みを続けてしまった。それでも、強力メンバーを相手にした有馬記念で大外枠から0.9秒差なら悲観するほどでもない。この馬も夏の間にどれほどリフレッシュできているかがポイントになりそうだ。

 △モズベッロは日経新春杯の優勝馬で、大阪杯2着、宝塚記念3着。昨年の宝塚記念のあと外傷を負うアクシデントで長期離脱を余儀なくされ、復帰戦の有馬記念の馬体重がマイナス10kg。本調子ではなかったことは明らかで、その臨戦過程において大阪杯2着は評価できる。ただ、夏負けの影響がどの程度パフォーマンスに影響を与えるのかは気になるところだ。阪神競馬場を得意とする△ヒートオンビートともども無視はできない。

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