22日、24日(土)に中山競馬場で行われるペガサスジャンプS(OP)および、4月14日(土)に中山競馬場で行われる中山グランドジャンプ(JGI)に出走予定の外国馬4頭の調教状況及び関係者のコメントがJRAより発表された。コメントは以下の通り。
(中山競馬場 天候:晴、馬場状態:芝・良、ダート・良)
・カラジ(セン12、豪)
【調教状況】
(ブレット・スコット騎手 騎乗)
芝コース ダク1周(右回り)-キャンター半周から追い切り(右周り)
(参考: [5F]65.9-[3F]38.5-[1F]12.4 P.ドラムと併走内)
障害コース内で飛越練習
【関係者の話】
(ブレット・スコット騎手)
「芝コースの感触は悪くなかったが、障害コースの芝は硬い印象を受ける。ペガサスジャンプは距離の適性からすれば短すぎるが、昨年は2着に入れたので今年も同様の走りができればいいと思っている。位置取りについてはレースの展開やペースによって違うので、とにかく馬が気持ちよく進めるポジションであればいいと思うし、特に決めていない。」
【関係者の話】
(エリック・マスグローヴ調教師)
「今日のカラジの飛越は昨日よりも数段良かった。明日は軽いダクとキャンターの予定。」
・パーソナルドラム(セン10、豪)
【調教状況】
(クレイグ・ダーデン騎手 騎乗)
芝コース ダク1周(右回り)-キャンター半周から追い切り(右周り)
(参考: [5F]65.9-[3F]38.5-[1F]12.4 カラジと併走外)
障害コース内で飛越練習
【関係者の話】
(クレイグ・ダーデン騎手)
「昨日はカラジの後ろから行ったので折り合いがついたが、今日は随所で行きたがる面を見せた。レースでは、まずは落ち着かせる意味でも後方からついていく位置取りをするつもり。本国では通常最後方の位置取りではあるが、日本では後ろ過ぎない位置でレースを進めたい。」
【関係者の話】
(エリック・マスグローヴ調教師)
「明日はカラジと同じく、軽いダクとキャンターの予定。」
・リアルトニック(セン11、新)
【調教状況】
(ジョナサン・リデル騎手 騎乗)
芝コース ダク1周(右回り)-キャンター1周から追い切り(右周り)
(参考: [5F]66.5-[3F]39.8-[1F]13.5 単走)
ダートコースで常歩1周
【関係者の話】
(ジョナサン・リデル騎手)
「ダートで調教する予定にしていたが、今朝馬場に出てみたら芝コースが良い感じだったのでそちらに変更した。この馬は乗り難しい馬ではないが、レースではうまく2番手につけられれば理想的だ」
【関係者の話】
(ブレット・クロージャー攻馬手)
「昨夜調教師から追い切るように言われたので、今朝は強めの内容にした。馬のコンディションは何も問題ないし、調整はうまくいっている。やはり雨が降ってくれるといいのですが…。」
「ペガサスジャンプはグランドジャンプよりも距離が短いので、きっとペースも速くなるだろう。しかし、この馬はどちらかと言えば距離の長いレースに適していると思う。」
・ノーヒーロー(セン11、新)
【調教状況】
(アイザック・ラプトン騎手 騎乗)
【調教内容】
ダートコース ダク1周(右回り)-キャンター2周(右回り)-常歩1周(右回り)
【関係者の話】
(アイザック・ラプトン騎手)
「昨日と同様、馬の状態は良好。だいぶリラックスしているようなので、これといって心配することはないし、レースに向けての調整は非常にうまくいっている。」
「明日の予定は今日とほとんど変わりはなく、軽めで行なうと思う。」
◆各馬の馬体重
カラジ 430kg
パーソナルドラム 456kg
リアルトニック 494kg
ノーヒーロー 470kg