リヴィフェイスの重賞初制覇なるか(撮影:高橋正和)
10/27(水)に船橋競馬場で行われる平和賞。一昨年の勝ち馬ヴァケーションは、その後全日本2歳優駿を制覇した出世レース。今年はホッカイドウ競馬からの遠征馬1頭を含め13頭での争いに。未来優駿および2歳チャンピオンシリーズに指定され、勝ち馬には12月15日に行われる全日本2歳優駿への優先出走権が与えられる。主な出走馬は以下の通り。
■10/27(水)平和賞(2歳・SIII・船橋ダ1600m)
リヴィフェイス(牡、船橋・石井勝男厩舎)は、1000mの新馬戦を逃げて馬なりのまま後続を突き放し8馬身差の圧勝。続く前走のトライアルでは、好位から直線で抜け出す快勝で2連勝を飾っており、素質はこの組み合わせでも上位。舞台を一度経験したことも強みで、一気に重賞制覇まで駆け上がるか。
17年以降、毎年このレースで3着以内を確保している浦和・小久保智厩舎からはライアン(牡)が参戦。デビューから4戦3勝で、敗れたのは2走目の初遠征だった川崎戦(3着)だけと素質の高さがうかがえる。今回は初の船橋となるが、ここも好位で運べればチャンスは十分だ。
ノーズトゥテール(牡、北海道・堂山芳則厩舎)は、初勝利まで6戦を要したが、逃げて6馬身差の圧勝。続くJRA認定戦でも大外枠から逃げを打って3馬身差で快勝しており、南関東勢相手でもマイペースの逃げに持ち込めば粘り込みが期待できる。
レティクル(牡、船橋・林正人厩舎)は、新馬戦、特別戦をともに逃げて5馬身差の圧勝。続く前走は最内枠で控える競馬を試みるも、道中揉まれて10着に失速。力負けではない印象だけに、外めの枠を引いてスムーズに運べそうな今回は巻き返しが可能だろう。
他にも、2連勝中で矢野貴之騎手と初コンビとなるメイククラウドロア(牡、船橋・川島正一厩舎)、北海道からの転入戦を勝利で飾ったマイブレイブ(牡、船橋・川島正一厩舎)に、初コースも地元川崎で3戦すべて3着以内のベアカキーン(牡、川崎・鈴木義久厩舎)らも上位を狙う。
発走は20時10分。
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