【東京スポーツ杯2歳S 血統データ分析】新種牡馬として結果を残したドゥラメンテ

2021年11月18日 12:50

東京スポーツ杯2歳Sで期待できる血統とは?

 20日に東京競馬場で行われる東京スポーツ杯2歳S(2歳・GII・芝1800m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる10回の馬券絡みがディープインパクト。次点で2回のキングカメハメハ、ドゥラメンテが続く。

 キングカメハメハ産駒は[1-0-1-3]。12年コディーノは当時の芝1800mにおける2歳JRAレコードで快勝。13年にはクラリティシチーが上がり3F最速となる末脚を駆使して3着になるほか、データ集計期間外には09年ローズキングダムも勝ち馬として名を連ねている。今年はスカイフォール、ダンテスヴューの2頭が出走予定。

 ハーツクライ産駒は[0-1-0-5]。データ集計期間外を含めても[0-2-0-6]と勝利例はなく、2度の2着は10年リフトザウイングス、16年スワーヴリチャードの2頭。出走した8頭のうち7頭が1〜5番人気に推されていたことを思うと少し物足りない成績であることは否めない。今年はグランシエロ、レッドベルアームの2頭が出走を予定している。

 ドゥラメンテ産駒は[0-1-1-2]。昨年は産駒初出走ながら2着タイトルホルダー、3着ジュンブルースカイと2頭が好走し、前者においては翌年秋に菊花賞を制する飛躍を遂げた。また、同産駒の2歳馬は当該コースで[3-4-2-14]という成績を残しているが、とくに現2歳世代が[3-2-1-4]と存在感を示している。今年はスターズオンアースが出走予定。

 産駒初出走となる新種牡馬キタサンブラックはイクイノックスが上位人気と目される。当該コースでの出走例も4回東京1日目のソングフォーユー(3人気4着)に限られるためデータは無きに等しいが、父系祖父ブラックタイドの産駒は18年アガラスがハナ差2着の惜敗を喫していた。

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