【チャンピオンズC 血統データ分析】2勝で並ぶゴールドアリュールとキングカメハメハ

2021年12月02日 12:20

チャンピオンズCで期待できる血統とは?

 5日に中京競馬場で行われるチャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダート1800m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去7年で最多となる5回の馬券絡みがゴールドアリュール。次点で2回のキングカメハメハ、シンボリクリスエス、フレンチデピュティ、ケイムホームが続く。

 ゴールドアリュール産駒は[2-2-1-11]。昨年は1人気の支持を集めたクリソベリルが4着に敗れているものの、2着には3人気のゴールドドリームが入線。上位人気、とくに1人気を過信できない傾向にあり、クリソベリルほか、19年2着ゴールドドリーム、15年7着コパノリッキー、14年12着コパノリッキーと1人気は3頭が馬券圏外に敗れている。今年はサンライズノヴァが出走予定。

 クロフネ産駒は[0-1-0-0]。出走例は17年2着テイエムジンソクに限られるが、同馬は勝ち馬とはタイム差のないクビ差の惜敗で、勝ちに等しい内容を示していた。また、フレンチデピュティ系として捉えれば、15年3着、16年1着とサウンドトゥルー(父フレンチデピュティ)がリピーターとして活躍。今年は初ダートの動向が注視されるソダシが該当する。

 キングカメハメハ産駒は[2-0-0-8]。ゴールドアリュールと並ぶ2勝を挙げており、14年ホッコータルマエ、20年チュウワウィザードが勝ち馬として名を連ねている。また、15年には8人気ロワジャルダンが勝ち馬から0秒3差の4着(3着とはアタマ差)で入線するなど、人気薄の健闘ぶりも目に留まる。今年は2連覇を目論むチュウワウィザードほか、エアスピネルが出走予定。

 カジノドライヴ産駒のカジノフォンテン、シニスターミニスター産駒のテーオーケインズ、パイロ産駒のケンシンコウ、メイショウハリオ、マジェスティックウォリアー産駒のサンライズホープ、いずれも好走例のないA.P. Indyの直系[0-0-0-9]。ただし、過去の出走馬は延べ9頭のうち8頭が8人気以下の人気薄でもあったので、今年は改めて真価を問われることになりそうだ。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。