【阪神JF 血統データ分析】ディープインパクトと肩を並べるエピファネイア

2021年12月09日 12:20

阪神JFで期待できる血統とは?

 12日に阪神競馬場で行われる阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳・牝・GI・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる7回の馬券絡みがディープインパクト。次点で3回のダイワメジャー、ステイゴールド、クロフネ、ハーツクライが続く。

 ディープインパクト産駒は[3-2-2-10]。11年ジョワドヴィーヴル、14年ショウナンアデラ、18年ダノンファンタジーの3頭が勝ち馬として名を連ねており、昨年もサトノレイナスがハナ差2着の惜敗を喫していた。なお、1〜5人気[3-2-2-4]、6人気以下[0-0-0-6]、3着以内に好走した7頭は5人気以内の支持を集めた上位人気馬に限られる。今年は抽選対象のスプリットザシー、パーソナルハイの2頭が該当。

 初出走となるシルバーステート産駒はウォーターナビレラが上位人気と目される。同種牡馬は阪神芝1600mで[0-0-0-7]と好走例がないものの、7頭のうち5頭は単勝28倍以上の人気薄でもあった。なお、ディープインパクトの後継種牡馬としてはキズナが産駒初出走で2着(19年マルターズディオサ)となっている。

 同じく初出走となるエピファネイア産駒はサークルオブライフ、タナザウィング(抽選対象)の2頭が特別登録。同種牡馬は阪神芝1600mで[9-10-7-48]複勝率35.1%とディープインパクト([117-93-90-530]複勝率36.1%)に匹敵する好走率を記録しており、とくに牝馬は7勝を挙げるなど[7-5-6-29]複勝率38.3%と活躍が目立つ。

 ロードカナロア産駒は[0-0-0-3]。内訳は17年グリエルマ(13人気7着)、19年ヤマカツマーメイド(7人気5着)、19年ボンボヤージ(10人気10着)。思いのほか出走例が少なく、上位人気の支持を集めていた馬も皆無であることを考慮すれば、全頭人気以上の着順で入線していることを評価したい。今年はキミワクイーン、ステルナティーアの2頭が該当する。

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