16日、川崎競馬場で行われた麻生オープン(3歳上・ダ1500m・1着賞金600万円)は、道中中団に位置し、3〜4コーナーで大外を通って先団に取りつき、直線でもさらに脚を伸ばした森泰斗騎手騎乗の5番人気コパノジャッキー(牡6、大井・荒山勝徳厩舎)が、3番手でレースを進めて直線前を捉えていったんは先頭に立った6番人気ベンテンコゾウ(牡7、船橋・川島正一厩舎)を3/4馬身差差し切って優勝した。勝ちタイムは1分34秒0(稍重)。
さらにクビ差の3着には4番人気スマイルウィ(牡4、船橋・張田京厩舎)が入った。1番人気に推されていたルイドフィーネ(牝4、川崎・内田勝義厩舎)は4着、2番人気のファルコンビーク(牡4、川崎・内田勝義厩舎)は6着だった。また、今年の東京ダービーを右前ひざの骨折で断念し、それ以来の出走となった3番人気のランリョウオー(牡3、浦和・小久保智厩舎)は11着だった。
コパノジャッキーは父ゴールドアリュール、母コパノニキータ、その父ティンバーカントリーという血統で、ダートのGIを3勝、JpnIを8勝したコパノリッキーの全弟。前走、大井のオープン特別で直線よく伸びて3着と好走しており、連闘で臨んだここで昨年10月以来の久々の勝利を挙げた。通算成績はこれで39戦11勝。
(取材、撮影:高橋正和、編集:netkeiba.com)