ライラックが大外一気の差し切り勝ち(撮影:下野雄規)
10日、中山競馬場で行われたフェアリーS(3歳・牝・GIII・芝1600m)は、最後方から徐々に追い上げたM.デムーロ騎手騎乗の5番人気ライラック(牝3、美浦・相沢郁厩舎)が、直線で大外から前の各馬を差し切り、内を突いて伸びた1番人気スターズオンアース(牝3、美浦・高柳瑞樹厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分35秒2(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に7番人気ビジュノワール(牝3、美浦・中舘英二厩舎)が入った。なお、2番人気エバーシャドネー(牝3、栗東・藤岡健一厩舎)は9着、3番人気エリカヴィータ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)は10着に終わった。
勝ったライラックは、父オルフェーヴル、母ヴィーヴァブーケ、その父キングカメハメハという血統。前走京都2歳S・8着から巻き返し、兄のブラックホールに続いて重賞ウィナーの仲間入りを果たした。
<フェアリーSダイジェスト>
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