オニャンコポンが巻き返して重賞初制覇(撮影:下野雄規)
16日、中山競馬場で行われた京成杯(3歳・GIII・芝2000m)は、中団前で脚を溜めていった菅原明良騎手騎乗の6番人気オニャンコポン(牡3、美浦・小島茂之厩舎)が、直線で外に出され、一旦は先頭に立った5番人気ロジハービン(牡3、美浦・国枝栄厩舎)をゴール前で差し切って、これに1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分01秒3(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に8番人気ヴェローナシチー(牡3、栗東・佐々木晶三厩舎)が入った。なお、1番人気アライバル(牡3、美浦・栗田徹厩舎)は4着、2番人気テンダンス(牡3、栗東・中竹和也厩舎)は5着、3番人気ヴェールランス(牡3、栗東・藤岡健一厩舎)は14着に終わった。
勝ったオニャンコポンは、父エイシンフラッシュ、母シャリオドール、その父ヴィクトワールピサという血統。ホープフルS・11着から巻き返し、2010年の覇者エイシンフラッシュとの同レース親子制覇を果たした。また、エイシンフラッシュ産駒はJRA重賞初勝利。
<京成杯ダイジェスト>
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